30代男性不揃いで着色していた前歯を「ホームホワイトニング」と被せ物治療を併用して美しく改善した症例

治療前

治療後

ご相談内容	「前歯の色、大きさ、段差といった見た目が気になるのできれいにしたい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果	拝見したところ、上の前歯4本（右上側切歯／2番〜左上側切歯）を中心に、歯並びの乱れや左右の歯の大きさの不揃い、詰め物の劣化や歯の着色が生じており、見た目の美しさが損なわれていました。加えて歯並びの乱れにより、噛み合わせも良くない状態です。また、劣化した詰め物と患者様自身の歯の境目に段差があるため汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。
行ったご提案・治療内容	見た目や噛み合わせを改善するために、矯正治療で正しい歯並びに整える、新しく被せ物をやり直す、歯を薬液で白くする「ホワイトニング」の3つを組み合わせた治療を提案したところ、患者様は「矯正治療は時間と費用の負担が大きいため避けたい」との理由から、被せ物治療とホワイトニングのみ希望されました。ホワイトニングの種類は、専用トレーと薬液を使用して患者様がご自宅で行っていただく「ホームホワイトニング」を選択されています。まず全体的なホームホワイトニングを行ってから、上の前歯4本（右上側切歯〜左上側切歯）を一回り小さく削り、自然な白さで劣化しにくい「ジルコニアセラミック」の被せ物を装着して、歯の形をきれいに整えました。被せ物は作製前に噛み合わせや色味を入念にシミュレーションして、しっかり噛め、自然な仕上がりになるよう努めています。
治療回数	約15回
おおよその費用	650,000円
治療のリスクについて	・ホワイトニング治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります