緑川歯科では、虫歯治療の際に注意していることが、4点あります。
虫歯を削るかどうかの判断は、とても大切です。
一度削ってしまうと、歯は元には戻らないからです。
削るか削らないかの判断は様々な要素から決定します。
これらの中から必要な検査を行い、総合的に判断していきます。
歯科で使われる麻酔針は進歩していて、当院では33Gの細い麻酔針を使用しています。
細ければ細いほど、痛みを感じにくいのです。
さらに、麻酔針を使用した麻酔の前に、塗り薬の麻酔を使用することで、より痛みを感じにくくしています。
当院では可能な限り最小限の修復を心がけています。
一度削ってしまった歯は元には戻らないからです。
どのように対応しているかというと
を行っています。
歯をできるだけ長持ちさせるためには、なるべく神経の治療を行わないことが必要です。
そのために繊細な手技や、適切な神経の保護剤の使用が求められます。
痛みなどの症状を伺い、その改善に努めます。
症状が落ち着いているようであれば、問題がないかどうかや治療計画を立てるために必要な検査を行います。
また、この時虫歯の原因を探るための唾液検査を行うこともあります。
最終的な治療をする前に、汚れを取って全体を綺麗にしていきます。
また、いくら治療を行っても、磨けなければ再発してしまいますから、ブラッシングについても指導を行います。
この時に、単純な虫歯治療であれば同時に行っていきます。
虫歯の再発リスクを下げ、周りが綺麗になった状況で、被せ物などの最終的な治療を行っていきます。
治療後は、何と言ってもメインテナンスが最重要です。
この時に必要であればレントゲン検査を行ったり、ブラッシングのチェックなどもしていきます。
メインテナンスに通っていただくことで、再発のリスクを下げることができます。
人間が裸眼で識別できる最小の距離は0.1mm程度と言われています。
これに対して、口の中では髪の毛一本の太さでも違和感を感じると思います。
髪の毛の太さが約0.08mmですので、これ以上の精度が求められます。
拡大鏡や、マイクロスコープは約2〜20倍ほどに拡大されて見ることができます。
これにより、治療の精度が上がることや、診断の精度が上がることなどがメリットとしてあげられます。
逆にデメリットとしては、よく見えすぎるので、治療に時間がかかってしまったり、習熟していなければ、扱いが難しいといったことが挙げられます。
すべての診断や治療に拡大が必要なわけではありませんが、ここぞという時にはなくてはならない器具と言えます。
虫歯にならない大事なことは
を行っていくことです。
食生活には、単に甘いものをよく食べるかどうかといったことから、1日の食事の回数、よく飲む飲み物とその飲み方など、虫歯リスクを高める行動があれば、説明させていただき、その方なりの対処法を考えていきます。
また、定期的に歯科医院を受診していただき、フッ素の塗布を受けることも、虫歯にならないためには重要です。
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